潮岬(みさき)節保存会


 住所 和歌山県東牟婁郡串本町潮岬1720−2 JR串本駅から車で15分

 Tel 0735−62−1477 代表 島田 和幸

      090−4907−8030 事務局長 前田 辰臣

 Fax  0735−62−1136 島田 和幸


 特色 潮岬節は地域の宝

 潮岬地区に伝わる潮岬節は地域の宝であったが、後継者が亡くなり消滅しかかった。そこで、2001年、8人の侍が潮岬節再興に立ちあがった。その結果、今や会員45名を数えるに至った。会の活動は、以下の如し。

 ・年一回の発表会

 ・月二回(第二、第四日曜日20時から串本ロイヤルホテル)潮岬節公演

 ・特養老人ホーム訪問

 ・和歌山県民謡大会ゲスト出演

 ・週三回練習

 ・潮岬節 歌詞

   岬良いとこ朝日を受けて 東風の入れ吹きぁそよそよと

   潮岬は怒濤の岬 寄せる荒波岩を咬む


   岬岬は七浦岬 潮岬は荒滝じゃ

   唄えはやせと急き立てられて わしが自慢の岬節


 
公演体験記 広がれ潮岬節 黒潮に乗って

 2009年1月31日、串本町観光協会主催の「望楼の火祭り」が行われた。夕なずむ芝生に火矢が放たれ火がつくと、周囲は火炎と煙に覆われて視界が無くなった。芝焼は虫を殺し、発芽を促すために行われていたが、火祭りに育て上げたのは町観光協会である。

 潮岬節保存会もそのイベントに参加したが、太平洋を眼前にして唄う潮岬節は、爽快であった。汽船がゆっくりと目の前を通過する光景は雄大で、他に例を見ない舞台である。潮岬節は黒潮に乗って、各地に伝わったようだ。黒潮が運んだ民謡である。潮岬節に、


  岬良いとこ朝日を受けて 東風のいれぶきゃそよそよと


 という、歌詞があるが、三重県の尾鷲節にも、


  尾鷲良いとこ朝日を受けて 浦で五丈の網をひく


 とある。他にも、似た歌詞があるところから、鰹を追って尾鷲に行った漁師が広めたようだ。東京都の八丈節にも、同じ歌詞があるそうだから黒潮を使っての交流は、広範囲だったようだ。

 
我々としては、潮岬節の後継者を育て、地域の宝として唄い継いで行きたいと考えている。若人の参加を歓迎する。来たれ、潮岬節保存会へ。




火祭りで潮岬節(みさきぶし)をば唄い継ぐ わが目の前を汽船過ぎゆく